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春から縁起がいい豊年満作。 [生きる]

 きょうは「春の気初めて立つ」・・・立春ですね。時候の挨拶では「暦の上では春ですが、まだ風も冷たく」などと云います。しかし、きょうは暖かい! 寒暖計が10℃以上を指していると暖かく、挨拶の言い回しを変えなければなりません。
 
 二十四節気は中国で作られた暦だそうですが、こういう言葉が残って使われている・・・こういう伝統文化がある日本が好きです。
 暑さ寒さも彼岸までと云われます。明後日は雪の予報。彼岸まで耐えましょう。

 昨年の暮、大晦日に両親のことを考えていました。
 それは母親の命日だったからです。三十数年前、風呂上りに倒れ十一日目に脳梗塞て逝きました。親父は五十数年前の十一月二十四日、風邪を引いたようだと床につき、八日目に急性肺炎で逝きました。
 ふたりの死を見て、「人が死ぬなんて簡単なものだな」とずっと思っていました。なぜそう考えたかというと、わたしは七十歳過ぎまで大病をすることもなく生きてきて、全く元気で、これではいつ死ねるんだと思っていたのです、全く八百万の神々に対し傲岸不遜ですね。

 そんなことを考えていた年末に、わたしの身体は信号を出していたんですが、健康に自信のあるわたしは一顧だにしなかった。いよいよ咳がひどくなり病院へ云ったら「即入院!」

 退院してから思うんですよ、病院に行かずあのままにしていたら「肺炎」で逝っちゃったかもと。そうすると死ぬということは大変簡単なことなんだなと。誰かに何かに支えられて生きているんだなと。
 病院のベッドの上で、退院してから自分のベッドの上で、死ということそれも自分の死ということを考えた時、ものすごく寂しい思いがしました。他のことは考えられない、何がどうだということではない、背筋が凍るほどただ寂しかった。


 マンサクがもう咲いていました。マンサクはマンサク科の花木で、万作とも満作とも書くようです。春に他の花に先駆けて”まず咲く花”からだんだんと”まんさく”になっていったらしい。あるいは、「まず咲く」「まんずさく」と東北地方で訛ったとも云われ、また、花がたくさんつくので「豊年満作」から命名されたとも。わたしは豊年満作説が好きです。
 園芸種を入れると種類がたくさんあります。それらを探して歩くのもまた楽しいですね。
 
DSC_9856 マンサク2 480.jpg
DSC_9861 マンサク1 480.jpg
 
 本日はこれにて。                                                       1

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雪道での骨折は重症。 [生きる]

 この冬は例年に無く寒さが厳しく感じられるのは病み上がりだからでしょうか。それでも冬至から1ヶ月が過ぎ、日の落ちるのが少し遅くなりました。もうすぐ春だと希望を持つのですが、それにしても寒い、特に風がある日は!

 関東の暖かいところに住んでいると、北国や日本海側の豪雪をTVニュースなどで見たとき幸せだなと思います。まだ1月です。豪雪地帯の皆さん、もう少し頑張ってください。

 入院中の14日には横浜でも雪が降りました。所によっては15cmの積雪だったとか。下の写真は病室から撮った雪の降り具合です。向かいのビルが解体工事中で少しうるさかったが、この日は祝日で工事は休みでした。
 
IMG_6501 大雪 480.jpg 

 22日の雨で雪は解けましたが、それまで長く残っていました。

 東京などで雪が降り積もると雪道で滑って転ぶ人があります。東北で生まれ育ったわたしは滑って転んで救急車のお世話になるとは何事かと苦笑していました。今回救急病院のH 病院で搬送されてくる怪我人を見たら笑っていられませんでした。救急車で搬送されるのですから軽いけがではありません、複雑骨折など重い怪我でした。

 わたしが退院する16日の朝には外科病棟が満員になり、内科のベッドに運び込まれる人もいました。看護師さんたちの話を小耳に挟んだのですが、17日には手術が15件と云っていました。雪道での怪我の人たちでしょう。

 わたしが完治しないうちに退院になったのもベッド不足のためだったかもしれませんね。
 わたしは10日即入院という診断だったのですが、ベッドに空きがないというので11日入院になりました。11日10時に行ってみるとベッドの空きがあるんですよ。空いていたじゃなですかと看護師さんに云ったら予約があるんですと云っていました。後で考えてみれば救急病院ですからある程度ベッドを空けていなければならないのかもしれません。

 雪道のい歩き方:雪道は滑るものなんです。滑りにくい靴を履いて少し前かがみになって歩幅を狭くしてちょこちょこと歩いてください、ペンギンみたいに。ペンギンは反り返っているかな?できれば両手を空けていざという時に対応できるようにしてください。複雑骨折などしませんように。
 
 体調がだいぶ戻って来ました。食欲もあります。風のない日には近所を歩こうと思っています。入院ネタも無くなってきましたから梅の写真でも撮りたいですね。
 
 本日はこれにて。

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入院生活様々。 [生きる]

 きのう(1月24日)は退院後初めての通院診察の日でした。

 CT を撮って先生の説明があり、完治ではないが肺の影が小さくなっていました。
 技術の進歩と云うんでしょうか、レントゲンにしてもCT にしてもフィルムを使わずに直接主治医のPC に画像が送り込まれるんですね。こういうことは当たり前かもしれませんが、初めて知りびっくりしました。
 入院時の画像ときのうの画像をPC のモニター上に並べて比較しながら説明してくれました。
 そうそう主治医は女医さんなんです(ラッキー!)。
 娘に(実際はいませんが)話しかけるような気軽さでいろいろ聞くものですから、心配症の患者と見たか「もう心配ありませんよ」のおことば。思わず「ビール飲んでいいですか?」「なんで飲まなきゃなんないの?ほどほどに」

 次回の診察は3週間後の2月14日。またCT を撮って経過観察です。

 わたしの入院した「H 病院」は救急病院でもあり最新の装置を利用して検査し診断を下しています。しかし、地道にやっていることもあるんです。

 病院の玄関を入って、マスクをしていないと待ち構えているお嬢さん方にマスクを渡されます。待合室を巡回し、していない人にはするように促します。入院すると24時間マスクをしているように云われます。そして手洗いと指先消毒をするように云われます。面会時間も短縮され平日は午後5時から8時まで。
 インフルエンザとノロウイルス対策です。こういう地道なことが大切なんですね。

 きょうは病院食について少し書きます。

IMG_6485 病院食 480.jpg 

 記念すべき人生初入院、そして初病院食です。それは昼食でした。全体の量は少ないのですが、わたしの好きながんもどきの煮物です。
 全体を通して云えるのは肉が少なく、野菜の炒めものや煮物に入っていても豚肉やソーセージの細切れです。魚は多かった、フライや焼き魚。

 味はまずくはないのですが極端に薄味だと思いました。食事が載っているプレートには「病棟、病室、名前、常に米食」などとプリントされた小さな紙が付いていました。それをよく見ると「S6g]の文字が。これは塩が一日あたり6gのことだなと思い看護師さんに聞いたらその通りでした。薄味なはずです。
 わたしの場合は血圧が高めでしたので、それ用の食事だったのです。

 人は状況に慣れるものですね。
 退院して家の食事を食べたら「塩っぱい、ショッパイ!」
 血圧対策でこの機会に減塩に取り組んでいます。わたし専用に味付けは難しいので、例えば味噌汁はお湯で薄めるとか、麺類の汁は飲まないとか、漬物は少々にするとか、煮物はできるだけ薄味にしてもらうとか。

 入院中も採血するにしても検査するにしても本人確認がくどいほど行われます。名前と生年月日を云わせられます。名前を入れたリストバンドをつけさせられます。例えば点滴液にも名前が書いてあります。
 個人情報保護法とかで、面会者に病室を開示しない、病室入口に名前を掲示しない病院が多いと聞いていたのですが、H 病院は医療の安全管理上、本人確認を優先させていました。勿論名前を出したくないと云えば出しませんが。

 右往左往する取りとめのない内容になってしまいました。まだ体重は増えませんが、気力は少しずつ充実して来ているようです。それでもこの寒空に外出はどうかと思いますので、ブログはアップしたいのにネタがありません。もう少し入院生活を書こうと思っています。

 「ひとこと」欄を開けようと思いますが、満足なお答えにならないと思います、ご容赦ください。

 本日はこれにて。                                                             7

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闘病 [生きる]

 闘病・・・
と云うと格好良く思うのですが、わたしの場合は「時間との闘い」でした。とにかく一日が長い!
 入院するとパジャマを着てベッドの上です。

一日のスケジュールは概略次の通り。
  6:00 点灯
  6:30 体温、血圧測定
  8:00 朝食
  9:30頃から30~40分 抗菌剤100ml点滴
 11:30 体温、血圧測定
 12:00 昼食
 18:00 夕食
 21:45 体温、血圧測定
 22:00 消灯

 入院が必要なのと思われる内容ですよね。どこが痛いわけでも苦しいわけでもありません。とにかく暇でした。
 これで日中眠っては夜眠れなくなると思い、ベッドの上に座り込んで本を読んでいました。

 入院のとき、本を1冊持っていきました。
 坂村真民の詩集「念ずれば花開く」

IMG_6505 sakamura480.jpg


 病院内は何かと落ち着きがないだろうから長文なものはダメだろう、詩を読んで物思いに耽るのもいいのではないかと。

 三日も過ぎれば詩集だけでは退屈です。
 散歩がてら本屋に行き、昔の文章ですが、吉田健一の「酒肴酒」を買いました。入院初日から外出OKという病人ですから大手を振って外出です。

IMG_6506 sake480.jpg


 生まれて初めての病院食。まずくはありませんでしたがまあまあ食べられました。食欲旺盛です。そんな食事への思いからこの文庫本から目が離せなくなったのでしょう。

 退屈しのぎにTVを見ることも考えました。千円で10時間見られるカードを買えばいいのですが、地デジしか写らないんですね。わたしが家で見ているTVはほとんどがBS3とWOWOWです。TVを見るのも諦めました。新聞も読まず世の中どう動いているか関心が薄れてきました。

 そんな時、長男が携帯ラジオを差し入れしてくれました。病院の建物はコンクリート製ですから、受信状態が悪いのではと思ったのですが、AMもFMもきれいに入りました。これは助かりました!つけっぱなしでした!

 自分では食欲もあり元気なつもりでいたのですが、こうしているうちに体重がどんどん減っていたのです。

 皆さんのブログにお伺いすると、羨ましいですね。歩き、写真を撮り、文章を書いてアップしています。その内容が楽しいです!もう多くの花が動き出しています!あそこのあの花も咲いているかななどと想いは駆け巡ります。

 わたしはまだまだnice! の押し逃げでコメントも残せません。それさえも気力が続きません。のんびりと行きますのでよろしくお願いいたします。

 明日はCTでの検査です。果たして改善されているかどうか?

 本日はこれにて。                                                            6


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入院の朝。 [生きる]

  前回の退院についてたくさんの暖かい励ましをいただき心より御礼申し上げます。
 退院して3日が過ぎ、お陰様で気力も体力も若干戻ってきたと思えるようになりました。入院の記事はあまり面白いものではないでしょうが、思いつくままアップして、自分の記録のひとつにしようかなと思っています。何回かになると思いますが、お付き合いいただければ幸いです。

 1月11日の朝、いつもの通り起きて雑事をこなしながらコーヒーを入れて朝食をとる。入院の準備は前夜にパジャマなどをバッグに入れて完了しているのだが、なにか忘れ物があるのではないかとウロウロ。家を出る9時過ぎになかなかならない。

 そんな落ち着かない気持ちでいるとき、頭の中にさとう宗幸の「青葉城恋唄」が流れているのに気がついた。なぜ青葉城恋唄なのかわからない。

 突然、涙が出て止まらなかった。

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広瀬川
 2010年8月、小学校のクラス会が仙台近郊の秋保であり、その時行ったついでだと久し振りに仙台城跡に登り、その帰り大橋から上流に向いて撮ったものです。鮎釣りをしています。
 いまでも思うのですが、なぜこの時川底が赤かったのか、いつもそうだったのかと。

 

 クラス会があったのは「東日本大震災」の前の年だったのだ。

 本日はこれにて。


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退院しました。 [生きる]

 またまた1週間のご無沙汰でした。

 予定より早くきのう退院しました。
 病名は肺炎と肝機能障害ということでしたが、「治癒に近い状態」ということで退院許可が出ました。

 治療としては一日一回「抗菌薬」を100ml 点滴するだけでした。
 ベッドの上で時間を持て余していましたが、「病院は病人を作る」といいますが、入院した時が一番元気で日にちが経過するごとにだんだん病人らしくなりました。

 一番驚いたことは体力が落ちたことです。腿の筋肉が落ちたようですし、腹筋も弱々しくなったようです。また、筆記具を持つ手に力が入りません。そして、体重が3.5Kg減少しました。病院食は多いものではありませんが、それだけで体重が減ったとは思えません。身体の中で病原菌と体力戦をし消耗していたのかも知れません。

 生まれてこの方、初めての入院。面白いことはないですが、少しずつ記事にしたいと思っています。
 体力消耗と並行して精神状態もいまいちで、根気が続きません。
 皆様のところにお伺いするのも遅れると思いますが、お許し下さい。

 本日はこれにて。

 

 


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また留守します。 [生きる]

 皆様のところにお伺いしきれずにおりますが、またしばらく留守になります。

 明日入院することになりました。眼鏡のトラブルが解決し、ホッとしていたのですが、今年は出足がよくありません。

 年末に喉が少し痛く、風邪だろうと市販の風邪薬を飲んでいたのですが、6日ぐらいから咳がひどくなりました、特に夜間。気管支炎にでもなったのかなと、きのう(9日)近くの内科クリニックで受診。レントゲンで右肺の下部にもやもやを発見。お医者さんは、よくわからないので大きな病院で精密検査をしてもらいなさいと。

 紹介状を貰ってきょう大きな病院に行ってきました。
 レントゲンを撮り、CTで検査をしたところ、やはりもやもやがありました。先生(女医さんだった!)は、首をひねりながら肺炎だと思うがこの後ろに「いきもの」がいるかもしれないと物騒なことを云い出しました。
 肺炎の治療をし、もやもやが小さくなったとき「いきもの」が現れるか?疑問のところもあるので血液検査をさせて欲しいとの申し出。

 血液検査の結果、お化けが出ました。肝臓の数値がいうなれば一桁違うのです。先生曰く「即入院!」。今日から入院ということでしたがベッドの空きがなくて明日入院となりました。

 肺炎が肝臓の近くに出たので、その影響で肝臓が悪くなったと考えられるようですが、「いきもの」の影響はないのかなと考えてしまいました。

 しばらく(今の状態では2週間)留守します。
 生まれて始めての入院です。面白いネタが集められてブログに載っけられればと思っています。
 こんなに元気なのに、・・・・・人生分かりません。
 みなさんも偶にはレントゲンで撮ることも必要ですよ。


 きょうの付け足し
 厳冬に咲く「ヒマラヤ雪ノ下」の元気にあやかりたいアヤカリタイ!

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 本日はこれにて。


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あけましておめでとうございます [生きる]

DSC_9579 13年干支置物 660.jpg

あけましておめでとうございます

旧年中は大変お世話になり有り難く御礼申し上げます
今年もよろしくお願いいたします
元気で楽しい一年でありますようにお祈りいたします
元旦

 

 今年の干支は年ですね。
 巳=蛇は昔から信仰の対象になっています。谷神(やとかみ。谷や湿地を司る),豊穣神や天候神として崇められています。また、知恵や財産をもたらす神として信仰されています。財布の中に蛇の抜け殻を忍ばせておられる人もいるでしょう。

 実は長い生き物は得意ではありません。が、わたしは今年年男なんです。 

 上の置物は山の手入れ作業のリーダーからいただきました。手先が器用なんですね、可愛い置物ですからずーっとお付き合いできそうです。

 きょうは先ずお雑煮を祝い、それから氏神様、星川・上杉神社に初詣です。
 お屠蘇は作りませんのでわが家では日本酒が代用なのですが、初詣は車ですからお昼までおあずけです。


 ブログをしばらくお休みします。
 11月末に運転免許証更新のための「高齢者講習」を自動車学校で受けたのですが、その時視力が0.6と云われました。
 1年前にメガネを新調したとき1.0だったのですが。
 12月末にメガネ屋さんで調べてもらったところ、0.5~0.6で、しかもレンズを強くしても効果はなし、眼科に行って診断してもらうよう宣告されました。病気による視力低下!

 来週早々眼科に行く予定ですが、なんらかの結果が出るまで目を休ませようと思ったのでした。メガネ屋さんはPCと視力低下に因果関係はないと云っていますが。

 70年も使ってきた身体ですからアチコチ修理が必要なんですね。
 そんなことで記事の更新と皆様のところにお伺いすることを一時中止いたします。

 see you again!                                                              1


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年末を控えていろいろと。 [生きる]

 冷えますね、ベランダのきのうの朝は0℃、けさは-0.5℃でした。最高気温が10℃以下だと、しかも風があると寒い!去年はどうだったかなと見てみたら、今頃は3℃とか5℃とか7℃とか。やはり今年のほうが寒いんだ。

 12月6日に「横浜市国民健康保険特定健康診査」なるものを行きつけのクリニックで受診した。

 血圧、体重、身長、腹囲を測り、血液検査のための採血など簡単なもの。その時PSA検査の採血も。
 きょうはその結果を聞くと共にその時予約した胃の内視鏡検査を受けてきた。胃がんの健診もバリュームを飲んでレントゲンは費用がかからない。

 いつものことだが口腔経由の内視鏡は辛い。
 検査の結果、前回と同じ部位でポリープが1個見つかった。組織検査に回し、結果は1週間後に出るというのでまた行かなければならない。

 血液検査ではほとんどはOKだが一つだけ駄目。それは中性脂肪で259,高い!先生に原因を聞いたところ先ず体質、何らかの感染症にかかっている場合、アルコールなどなどで変化が激しいので、この数値を一度見ただけで薬をのむのはNGとのこと。様子を見ることになった。
 PSA検査はOK。

 新年を迎えるまでにやっておくべきことのひとつが終わった。運転免許更新用の「高齢者講習」もすましたし・・・あとは年賀状を書けばお仕舞いだな。大掃除・・・わが家は寒い時期に大掃除をしないことにしている。


  このクリニックはわが家から徒歩で30分弱のところにあるが、途中国道一号線を歩く。一部この国道と今井川が並行するところがある。ここにカモが来ていると聞いていたので覗いてみた。
 今井川は側面も底面もコンクリートで固められた細い流れだが、帷子川では見たことがない「コガモ」がいた。勿論カルガモもいた。
 白い鳥もいたがコサギでいいだろうか、コサギの1枚目は魚を捕まえたところが見えたのでシャッターを押したが、一瞬早く飲み込んでいた。

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DSC_9155 コガモ 660.jpg 
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DSC_9163 シロサギ 400.jpg DSC_9316 コサギ315.jpg

 

 きょうの付け足し;  鳥とのつながりで飛行機。

 爆音がするので木の下から出て見たらこんな派手なのが飛んでいた。 色からすると下のヘリに似ている。下のヘリは都道府県警察航空隊に所属し、捜査にあたったりするそうだ。
 あるいは自衛隊?米軍?

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 ヘリの隣は米軍か自衛隊のものか?わが家の上空はいろいろのものが飛ぶ。

DSC_9230 ヘリ 315.jpg DSC_9126 飛行機1 315.jpg

 本日はこれにて。


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三浦半島に集まって(下) [生きる]

 13日は、朝いつもより遅く4時半に目が覚めた。頭が重い!昨夜は何時に寝たか記憶なし。
 
 布団の中で暫しグズグズして、少しでも二日酔いを覚まそうと5時半にお風呂へ。
 部屋に戻ると東の空が明るくなってきた。
 房総半島の上に日の出。きょうも天気がよくてよかったなあと写真を撮る。
 1枚目から4枚目までの時間約6分。
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 7時過ぎに朝食。食堂はバイキング形式だったが宿泊者数に対して狭い。料理を取るのも大変、ゆっくり味わえなかった。

 8時半にホテルを出て、先ず「戦艦三笠」を見学。排水量、15,140トン、全長、122m、幅、23m。英国で建造されてから三笠は横須賀で記念館として展示されるまでいろいろあったのだ。 日露戦争を復習。
 ロシア・バルチック艦隊を日本海海戦で破った連合艦隊の東郷平八郎司令長官が乗艦指揮する旗艦であった。作戦参謀として秋山真之も乗っていた。
DSC_8437 みかさ 660.jpg
 前の広場で工事中で資材があったりもして撮りにくかった。
 
 軍神と神格化された広瀬中佐(他にもいる)、203高地のこと、艦内を回りながらいろいろ頭に浮かんだ。戦争はしてはいけない、犠牲者を多数出すから。そして、万が一戦争が避けられないのならば絶対に負けてはいけない・・・そんなことを考えた。日露戦争については司馬遼太郎の「坂の上の雲」の影響がある。

 不思議だったのは、艦の横に「記念艦みかさ」と書いてあった。三笠ではないんですね。

 次は、「YOKOSUKA 軍港めぐり」という遊覧船に乗った。
 アメリカ海軍と海上自衛隊が基地としているところを眺めようとするものだ。
 遊覧船の進行方向右側が米海軍基地で、左奥が海上自衛隊の基地です。

 遊覧船の案内アナウンスでは「皆さんは年に数回しかない珍しい日に乗船しました」
 なんのことはないアメリカ海軍の艦も自衛隊の艦もお仕事でほとんど出払っていた。残念!一番見たかった原子力空母「ジョージ・ワシントン(102,000トン)」もおりませんでした。
 そんな中で自衛隊の潜水艦が3隻アメリカ海軍基地に係留されていた。あれあれと思ったのだが、潜水艦だけは米軍基地内に司令部があるようだ。
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 これはブルー・リッジという艦のようです(メモの取り忘れ)。とすれば18,372トン。
 指揮通信能力が高く、実質第7艦隊の旗艦のようです。丸いドームが通信機器で世界中と交信できるそうだ。
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 海上自衛隊の艦船は20数隻いるようなんですが、皆さんお仕事でお出かけ、3隻か4隻いるだけでした。
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 遊覧船のアナウンスは面白かった!いろいろ勉強になりました。横須賀の方に来ることがありましたら遊覧船に乗ってみる事をお薦めします。古い歴史がある横須賀の一端がわかります。明治維新以降、横須賀は基地、軍事施設、軍需工場が集中する軍事都市だったのです。日本初が多々あるようですが、予科練誕生の地でもあり、そこはいま工業団地になっています。

 6000人の兵士が乗船しているジョージ・ワシントンがいるといないとでは横須賀の街の人出が大分変わるそうです。基地でのいろいろの事件が起こっていますが、考えさせられました。
 
 45分の湾内めぐりがもうすぐお仕舞いという頃に右手にきれいに色づいた樹々が目についた。
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 上陸し、皆んなで昼飯(海軍カレー、わたしは別)を食べ、解散となったが、先ほど目に付いた樹々のところに行ってみようと思いました。
 やはり公園でした。「ヴェルニー公園」というところでした。海の側に300mほど続く、フランスの庭園様式の公園とのこと。ヴェルニー公園という名称は、横須賀造兵廠その他の近代施設の建設を指導し、日本の近代化を支援したフランス人技術者レオンス・ヴェルニーに由来します。

 木道というかウッドデッキというかいいですね。途中まで歩き振り返って一枚、前に向き直って1枚撮ってみました。広い公園ですから時間をかけて見る価値はあるようです。DSC_8475 公園2 660.jpg
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 京急の横須賀中央駅から三笠まで、三笠から軍港めぐりの桟橋まで10~15分づつ歩いたが、横須賀の街はきれいです。公園整備なども進んでいるが、街路樹などもきれいに手入れされていました。
 国を護るということはどういうことなのかと、明治時代の艦を見、現代の艦を見て考えさせられました。楽しい集まりに+αで有意義な2日間でした。

 長々とお読み頂き有難うございました。
 本日はこれにて。 


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