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有難うございます。 [ふるさと]

 3月11日に発生した東日本巨大地震に対し、ご心配をお掛けし、また暖かい励ましをたくさんいただきました。
 有難うございました。

 きょう(3月17日)午後、実家(宮城県栗原市)の兄と携帯電話でようやく連絡が取れました。

 状況は次の通りです。
 ① 避難所ではなく自宅で暮らしている。
 ② 電気は16日深夜に復旧した。
 ③ ガスはプロパンなので使える。
 ④ 水道は復旧しておらずその目処は立っていない。一日に2回飲み水をもらってくる。
 ⑤ 暖房は石油ストーブ。灯油を購入したばかりだった。電気がなくても使える古いスートブで暖を取っている。
 ⑥ 電気毛布等使えなかったので湯たんぽを使用。
 ⑦ 住居は戸や障子が容易に開け閉て出来ない状態だが、大きな破損はなかった。
 ⑧ 地震の時、戸棚やタンス、テレビや冷蔵庫が吹っ飛んだ。瀬戸物は半数以上破損。テレビも多分駄目だろう。
 ⑨ 町内(旧若柳町)では全壊まではいかないが、住めなくなった家が多数ある。
 ⑩ 地震の時、屋敷内(家の周り)で液状化現象で砂と水が噴出した。
 ⑪ 親戚は、けが人は無く、住居の大きな破損もなかった。
 ⑫ 続く余震が恐ろしい。

 震度7ということだったので家屋の全壊が多数出たと思っていたのですが、なぜか少なかった。よかった!

 兄が言っていました。
 80年生きてきて初めて経験する地震だった。しかし、津波の被害を受けた人と比べれば幸せな方である。

 地震になんども傷めつけられてきた兄ですが、思った以上に元気でホットしました。しかし、ため息の向こう側にこれからどうして生きていこうかと考えている様子が見られました。

 日本全国からいや全世界から義援金や品物が届けられています。
 新聞で見ると品物より現金のほうがよいと識者は書いていました。わたしはお見舞いとして兄にお金を送ろうと思っています、取り敢えず少ない金額ですが、我が家の大蔵大臣とは別に。原資は70~300mmの望遠ズームを買おうとしているものを当てます。

 12日以来、ブログをアップする気になれませんでしたが、兄の声を聞いて元気が出てきました。これからぼつぼつブログを続けていきたいと思います。

 皆さん、本当に有難うございました。


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M8.82011-03-11 ブログトップ

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