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英連邦戦死者墓地を訪ねる。 [考える]

DSC_0228ap300.jpg きのう(8月15日)、我が家から歩いて30分余りのところにある「英連邦戦死者墓地」を訪ねた。

 去年初めて訪れ、着いた途端にカメラの電池切れを起こしたところだ。

 四つの区画があり、英国、オーストラリア、インドそしてニュージーランド・カナダに分かれている。
 オランダの戦没者の墓一つを含め、合計1,555名の第二次世界大戦の戦没者の墓がある。





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  実際に歩いてみると5区画あった。最後の写真は連合軍の占領中に亡くなった及び朝鮮戦争、ベトナム戦争の戦死者171名の墓のようである。
 他は1939-1945なのにそれ以後であり、なぜか2歳の子供の墓が目についた。
 
 なぜここに墓があるのか。
 日本は遺骨を日本に持ち帰り墓に入れるが国によっては死んだ土地で埋葬する習慣があるようだ。
 
 なぜ彼らは日本で戦死したのか?
 1942年2月にシンガポールが陥落した後、日本軍は捕虜を日本に移送し始めた。捕虜は横浜に近い大船の尋問収容所に着いた後、鉱山や工場や造船所に送られた。その後日本本土が攻撃されるようになり、多くの捕虜が連合軍の軍事標的砲撃や空襲で、日本国内で命を落とした。
 
 墓碑を見ると若い、20歳前後が多い。
 墓碑には、FatherやSonの文字が見える。墓の建設に肉親が何等かのかかわりを持っているのだろう。
 
 父や兄や夫を亡くした日本人は敵を憎んでいるように、ここに眠る兵士の関係者も日本を憎んでいるだろう。
 
 戦争は国対国のもので、個々人の争いではない。しかし、個々人には憎しみと悲しみが残る。
 
 *もう少し書きたいことがあるが長くなるので、続きは明日か明後日に。
 
 *こういう問題は、人それぞれお考えがありますので、コメント欄は閉じさせていただきます。

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