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五行説なんて固い頭にはわかりません。 [雑感]

  朝方は涼しいというより寒くなってきました。ちょっと大げさですね、朝晩涼しくなってきました。
 朝方は短パンTシャツのパジャマにはバスタオルでは心許ないですね、タオルケットが必要です。

 涼しくなってきて、この夏の暑さを振り返っていたら突然「朱夏」という漢字を思い出した。朱夏とは、今年の夏のようなお天道さんが真っ赤に燃えて暑い夏を云うのだろうと勝手に解釈。余りにも的外れではいつか恥をかくことになるだろうと辞書を引いた。

 先ず「新明解国語辞典」を見た。ない。

 次に古い古い「広辞苑」を引っ張りだす。ありました、さすがです。(五行で赤を夏に配するところから)夏の異称、とありました。夏の別な呼び方は分かったが、五行ってなんだ? 五行を引かなければなりません。引きました。 中国古来の哲理にいう、天地の間に循環流行して停息しない木・火・土・金・水の五つの元気。云々。陰陽五行説、云々。

 益々分からなくなった。まあ、夏の異称でいいことにしよう、特別に暑い夏でなくていいんだ、いや燃えるような夏にしよう・・・・・だけど五行の赤ってなんだ?

 四季の変化は五行の推移によって起こると考えられ、また、方角・色など、あらゆる物に五行が配当されている。そこから、四季に対応する五行の色と四季を合わせて、春には青(緑)、夏には紅、秋には白、冬には玄(黒)とした。それにより青春、朱夏、白秋、玄冬といった言葉が生まれた。詩人、北原白秋の雅号は秋の白秋にちなんだものである。

 これらは人の一生も言い表しているらしい。朱夏は人として働き盛り、最も充実している時で、白秋は枯れた味わいがあり、やがて黒い冬、玄冬で人生を終える。
 わたしなどはめちゃくちゃな青春を送り、朱夏にも充実せず、うらぶれた白秋も第4コーナーを回ってまもなく玄冬だな。

 秋を迎える風情があるかどうかわかりませんが、次に来る冬を待つ命あるモノたちの写真を並べます。
 
 アオギリの実。白い莢に実が付いている。 

 ツルボ。ユリ科の多年草。いまあちこちに群生しています。 


 コムラサキ。ムラサキシキブより木は小振りで実は固まって付く。 

 ナナカマド。 色づいてきました。 

 なんという木かはっきりとは分かりません。中国原産、ムクロジ科の落葉高木「モクゲンジ」かも知れません。だとすれば日本海側に自生する比較的珍しい木なのですが。

 枝先に円錐花序を出し1cmくらいのきいろい花をたくさんつける。

 書いている本人が分からないことを長々と書いてすみませんでした。 

 本日はこれにて。


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