オシロイバナ [保土ケ谷公園]
曇天。
午前10時前、わが根城の室温28℃、湿度80%。風がそよとも吹かない。
数日前、ベランダのフェンスにスダレを取り付けた。
夏至が過ぎて1ヶ月あまり、ベランダに差し込むお天道さんが多くなり、コンクリートの焼けを防ぎ、鉢の花々に日陰を作ってやろうとした。それ以来お天道さんの顔を見ていない。
わたしが勝手に保土ケ谷公園の「裏道」と云っているところ。
暑いアスファルト・コンクリートの道からこの道に入るとひんやりとする。汗ばんだはだを刺すような冷気だ。
この坂が丁度風の通り道として具合がいいのだろう。しかも下は土である。
涼しさにほっとしながら考えた。
大都会にコンクリートでできた建物がなく、コンクリートやアスファルトで覆われた道や広場がないならば気温はどれぐらいになるんだろうと。
大都会にコンクリートでできた建物がなく、コンクリートやアスファルトで覆われた道や広場がないならば気温はどれぐらいになるんだろうと。
三日雨が続けば、三日暑い日が続けば「異常気象」と云ってしまうが、異常気象はやはり人間が造っているのだと。
この坂道の両側には、春にはたくさんの小さな小さな花が咲く。わたしは、わたしの秘密の花園だ、と思っている。
いま花はない。かろうじてみられるのが「オシロイバナ」だ。
この花はどうも扱いにくい。
夕方から咲き始めて朝にはしぼむ一夜花なので、まともに咲いているのを見ることが少ない。花らしいのをかろうじて撮ったのでアップするが、黄色は今のところ咲いているのを見ていない。
赤白黄色が基本だということなので、探しまわったが駄目。蕾がたくさんありまだまだ花が咲き続ける季節だから、そのうち見られるだろう。