昔は大きなお寺さんでした(浄智寺)。 (3月2日) [鎌倉散歩]
3月2日、北鎌倉散歩は円覚寺、東慶寺に続いて浄智寺でした。
浄智寺は、鎌倉五山の第四位 臨済宗円覚寺派。
創建された十三世紀の終わり頃は、北条氏の勢力が極めて盛大で禅宗が
最も栄えた時期です。
その歴史の中には火災や近年では関東大震災でたくさんのお堂や塔頭が失われています。
総門の前には小さな池があり石橋がかけられています。
池の左上に鎌倉十井のひとつ、甘露の井があります。
総門をくぐって鐘楼門までの参道を歩くのがわたしは好きです。
参道の右側に桜があったように記憶しています。
歴史の長さを物語るような石段の減り具合です。
鐘楼門 鐘楼と山門が一体化しています。二階に鐘。
本堂(雲華殿)には本尊「木造三世仏座像」が安置されていますが、
この本堂の裏側に回ると、鎌倉三十三観音霊場の札所本尊「木造観世音菩薩像」が
安置されています。
この茅葺きは書院だったと思います。
書院の裏の庭園に咲く三椏(ミツマタ)。
浄智寺も花の寺と呼ばれています。あちこちで手入れされた花が見られます。
きょうの付け足し
北鎌倉周辺ではお店の軒先に吊るし飾りが吊るされていました。
年中行事になったようです。
だいぶ日にちが経過してからのアップでした。
これでお仕舞いです。
同行頂いた皆さん、ありがとうございました。皆さんは浄智寺の後に山越えで
銭洗弁財天にお参りしましたが、老老介護のわたしはここでお別れでした。
本日はこれにて。