英勝寺 (12月11日) [鎌倉散歩]
年末年始にちょこっと崩した体調が戻ってきたようです。その兆候はビールが
飲みたいと思うようになったからです。また、花の開花が気になり散歩に
行きたくなってきたからです。でもこの寒さでは出かけるのが少々億劫になります。
寒いと云えば、きのう東京の都心で初雪が降ったそうです。寒いですね。
12月11日の鎌倉・紅葉訪ね歩きが続いています。
海蔵寺をを出て鎌倉駅方面に戻ったところに東光山 英勝寺(浄土宗)があります。
徳川家と縁の深いお寺です。
道路に面した惣門はいつも閉められていますので、少し戻って小さな通用門から入ります。
英勝寺は、戦国武将太田道灌の旧跡に、子孫の英勝院が建てた鎌倉で唯一の尼寺です。
水戸徳川家の姫君が代々住持して「水戸御殿」と呼ばれました。
こう書くと簡単ですが、簡単ではないんです。
開基の英勝院尼は、上に書いたように太田道灌の子孫ですが、名前がお八→お梶から
徳川家康から関ヶ原合戦の勝利を祝って「お勝」を賜りました。お梶は戦場にまで
お供しましたが、すると連戦連勝でした。このときはすでに家康の側室だったのです。
関係する人名には道灌・家康を初め家光も出てきます。水戸徳川とも深い関係でした。
本堂
山門 奥が本堂。
三つ葉葵が輝いていますが、デンデン太鼓の模様のようなものは何なんでしょう?
英勝寺も花の寺として有名ですが、紅葉は期待していませんでした。
境内をウロウロして、竹林も有名だなと思い竹林に向かうと
竹林と書院の間に紅葉がありました。
思いがけず紅葉を見て得した気分になり、次に向かうのでした。もう一回鎌倉です。
本日はこれにて。