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英連邦戦死者墓地で黙祷。 (8月16日) [横浜散歩]

 この夏の天候はなにか例年と違いますね、いや高温というだけでなく。昨夜もTVを見ていると東北地方
で土砂災害の警報が出たり、大雨・洪水警報が出ていました。局地的な災害が全国各地で日替わりで起き
ています。

 当地は晴れの日が多いですが、きょうはこの間の台風よりも強い風が吹いていました。歩く時、涼しさを
感じて都合が良かったですが。

 きょうは横浜市保土ケ谷区狩場町にある「英連邦戦死者墓地」に行ってきました。
 毎年、8月15日に訪れているんですが、きのうは野暮用で行けませんでした。

 8月15日は一般に「終戦記念日」と云われていますが、わたしは「敗戦を忘れない日」といつからか
勝手に云っています。戦争が終わってから73年経ちました。大東亜戦争を戦った世代は少なくなりました。
しかし、この戦争は語り継がれなければならない、聞かなければならないと思っています。その思いを持
ち続けたいがために英連邦戦死者墓地に一年に一度行っているのかもしれません。


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 ここは「英国区」です。きょうはここだけを訪れました。他にオーストラリア、インド、パキスタンに
それぞれ1区画、カナダとニュージーランドに合同で1区画設けられています。第二次大戦中の戦死者、
計1,555人が葬られています。毎年書いていますのでこれ以上は書きません。
(なぜ日本に墓地があるのか、英国は死亡したところに埋葬します。米国は本国に移送して埋葬します。)


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 兵隊としてあるいは銃後の守りとして亡くなった人が日本では310万人と云われています。全世界では
戦争の犠牲者は8千5百万人とも云われています。わたしがこの地に立って黙祷するのもすべての犠牲者に
対してです。戦争は絶対にしてはいけないのです。



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 この墓地は、といいますか土地にはいろいろ歴史があります。わたしが週一くらいで行っている
児童遊園地とは敷地を接しています。樹木が多いところです。


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 フカフカの芝生、5cmは大げさかなでも3cmはある、に囲まれた墓石には名前、所属、出身地、年齢
などが刻まれていますが、親や兄弟の思いも刻まれています。その思いは世界中のどこの人種でも同じ
ですね。


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 正門

 本日はこれにて。



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