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アオバト 大磯・照ヶ崎海岸  (7月31日) [野鳥]

  昨日の朝は7時半すぎから1時間半弱、庭の草取りをしました。
 雑草が茫々で気になっていたんですが、暑いことから外で作業をすることを控えていました。しかし、
前日の天気予報では曇りでした。ところが起きてみると晴れ。それでもわたしの脳はこの日は曇りだから
草取りをするとインプットされていたのでやめるわけにはいきませんでした。

 本当はベランダから見えるところの一部だけをするつもりだったんですが、やりだすと途中で止める
ことは難しいんですね。

 汗が全身から吹き出しました。滂沱という表現は涙の時使うんですね。でも、滂沱を使いたいほどの
汗でした。

 きょうは7月31日に行ってきた大磯町・照ヶ崎海岸のアオバトをアップします。帰宅してチェック
したら、ピンぼけで色も出ていませんでした。三脚を立て岩の上を撮る時は置きピンで撮ったのに
何故か殆どがピンぼけ。アオバトの色が出ていないのはWBの失敗かも。

 少し程度のいいのを行ってきた証拠にアップします。勿論、トリミングしています。

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 JR大磯駅から歩いて10分ほどで堤防に着きます。堤防の上からの眺め。 この岩場にアオバトが飛来
します。まだ9時半だと云うのに暑さに負けて撤収する人が多く、この時間では数人が三脚を立てて
いるだけでした。
  


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 堤防の上から振り返ると緑の森が見えます。手前の下にプールが有り、上の白い建造物は西湘バイパス。
この森のなかにエリザベス・サンダースホームや澤田美喜記念館があります。行った日はセミの鳴き声が
凄まじかった。



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 このように団体で飛んできます。この群れももっと大きな群れでした。どこなら来るんでしょう。
20~30km離れた丹沢山地から来ると云われています。海水を飲むのに適した岩場があり、そして上の
写真の緑の森が休憩地となっているようです。
 飛来時期は5月から10月までで7月8月がピークです。時間は日の出から10時ころまで。



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 岩場のくぼみに貯まる海水を吸引します。
 なぜ海水を飲むのかもはっきりしませんが、アオバトの食べ物(果実)にナトリウムがほとんど含まれ
ていないので、果実からの栄養分や水分を体内に吸収するために海水吸引(体内のナトリウム・カリウム
濃度を確保)を行っているのではないかということがわかってきた。
 この日も波しぶきが弱く岩場の上まで海水が来ていません。
高い波の来る日はアオバトは波に翻弄されて命を失うこともあります。あるいは、この日はいませんで
したがトビに襲われることもあります。



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 ここ、大磯照ヶ崎海岸は「大磯照ヶ崎のアオバト集団飛来地」として神奈川県の天然記念物に指定さ
れています。
 もう一つ大磯海岸には記念碑があります。大磯は海水浴場発祥の地です。
海水浴の効能を蘭書で知った元軍医総監松本順が大磯に宿泊した折に大磯海岸を訪れ、海水浴場に合致
することを確認し、1885年(明治18年)に大磯海水浴場は誕生した。
 海水浴は遊びではなく病気の治癒が目的だったんですね。温泉と同じですね。



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 冬の間はどうしているんでしょう。西の方に移動します。京都御苑などで小群でひっそりと暮らして
いるのが見られるようです。そして、冬の間は海水は飲みません。



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 これは去年の7月18日に撮ったものです。トリミングしています。今年もこのように撮れると
思っていたのですが、何かをミスりました。



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 三脚を立てカメラをセットして撮り始めたのが9時半。上からはお天道さんに照らされ、下から焼けた
砂利石にあぶられ10時早々に撤収。振り返った景色です。小田原方面です。雲の辺りに富士山が隠れて
います。

 満足の行く結果にはなりませんでしたが、季節の物を今年も楽しませて貰いました。

 今日の写真の一枚目と二枚目それにオシマイの一枚はキャノンのコンデジ Power Shot G7で撮った
んですよ。古い古いもので画素数は1000万画素です。わたしにはこれで十分だと思いました。

 本日はこれにて。

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