日本という国は壊れている。 [考える]
心楽しい三月を迎えたというのに心は重く鬱々としています。
自分の身体で云えば喉が痛くて堪りません。つばを飲み込むのも一苦労。クリニックで貰った薬を飲んでいるのだが、治る気配なし。
突然ですが、日本という国は壊れたのではないでしょうか。
わたしは評論家でもTVのコメンテーターでもありませんから、論理的に検証して思っているのではありませんが、何か変になっていやしないかと思っています。
壊れたと思っている理由のひとつ。
今、働く人達の置かれている状況で、正規従業員と非正規従業員の構成比率が60:40だそうです。非正規従業員には同じ仕事をしながら、収入面で格段の差がついているようです、いつ馘首されても文句は云えないんです。
みなさんはすでにお分かりですからぐだぐだ申し上げませんが、経済界の要求通り非正規従業員がどんどん増えるように政治は動いています。
下の写真は2月14日の雪で倒れた木です。樹高は6、7mあったと思います。近くに寄れませんでしたのでなんで倒れたのか原因ははっきりしませんが、遠くから見たところでは根が弱っていたようです。
今は大丈夫に見える日本国もこの木のように突然倒れる気がしてなりません。倒れてから、壊れてからなにを云ってももう遅いです。
根が張っていたようには見えません。
この木は何の木だったかなあと考えていてそうだ去年撮った写真に残っているはずだと捜しました。
ありました、去年4月の写真です。
倒れた木ははじめ桜と思ったのですが、写真の左手前の木です。何の木だったか記憶にありません、ソメイヨシノとメタセコイアにばかり目が行っていました。
世の中でなにが起きているか、この写真のように世の中の片隅で目を引かないことが多いようです。
沖縄の基地問題、集団的自衛権から憲法の解釈を変えようとか憲法を変えようとか、戦争ができる普通の国にしようとか、・・・・・東日本大震災の復興問題、福島の東電原発事故はどこかに行ってしまっているように思えるのです。
わたしはいつまでもこの美しい桜が見られる国であって欲しいと思っているのだが・・・。勿論、喉の痛みが早く消えることが最優先事項ですが。
本日はこれにて。